嬉しすぎるreunion@9月!!!!
私は、数年前にあるバンドを組んでいまして
ジャズ研つながりの先輩達がピアノとドラム
もうとにかくアンサンブルしたときの爆発力がすごい
けっこうそれぞれが好きなことやって失敗とかもしてるんだけど、その様子をお互いがきちんと視界に入れている感じ
やっていて自由になれる、けどちゃんと会話しているっていう面で、あのバンドはすごく良かったなぁ
といつになっても思い出すわけです
そんな先輩たちと、久しぶりに連絡を取る機会があり!
9月にトリオでセッションする約束をしましたー!!!
嬉しすぎる!もう数年ぶり?とか!
そのバンドは、お互いの上達のスピードの違いや、仕事が忙しい、結婚したとか、色々な理由で一旦自然消滅したのですが
自分については、
回りの人々がすごすぎて、自分に自信もなさすぎて、「ベースは私じゃなくてもいいんじゃないか?」とか、アンサンブルにおけるベースの意義ってのを見失っていき
自分で自分の首を締めて演奏を嫌になっていったところもあるのですが
それでも思い出すのはあのバンドでの「会話」なわけです
今の私はあの頃よりは何か変わっているはず(>_<)
だんだん、最近色んな知見を得て
・ぶっちゃけベースなんてビート出しときゃいい
・そして音色さえ良ければ最高
と、自分の立つところを確認できてきている気がします。
今度セッションするときは迷いは出したくないな!
しばらく続いたライブラッシュ(?)も落ち着いたので、曲を覚えるってのはしばしお休みです
当初の予定通りまた基礎練に戻ります!!
おまけ
そのバンドで目指してた演奏。
Standard Jazz Piano Trio Live at Machida Noise " I'll Remember April " 2016.2.13 - YouTube
自分のプレイへのコンプレックスの話とかバンドメンバーに見抜かれてすぎて怖いという話とか
今日はライブでした!最近加入している(?のだろうか。クビになってなければ…)ビバップバンドで。
1stが終わったあと、メンバーよりものすごく叱られました
「ビートがどこにあるのか全然わからない」「全然噛み合ってない」「びびって弾いてる感じがする」
理由は明確で…
私、自分のベースプレイの自信がないところの一つは「きれいじゃないところ」。
とある後輩に、マッチョなビバップ信仰を嫌う子がいて、
その子から私のプレイは嫌われていました
今日、その子が聴きに来てくれていて。。(モチロン別の人のつながりで(^o^;))
また嫌だと思われるんだろうな~、いやだな~、キレイな弾き方するか~
って思いながら1st弾いていたんですよね。。
(自分ではここまで明確に認識できてなかったけど)
そしたら、最初に書いたように叱られました。。
そこで初めて自分が↑のように思ってた!って気付き
この人たちには全部バレるんだ…って思って、いつもの弾き方してやれ!とある意味ふりきれて2ndは演奏しました。
たぶん、1stはミュージシャン以外の友人も来てくれていたので、自分の演奏している「素」を出すのが恥ずかしかったというのもあります。
このバンド、本当に一回演奏すると身も心も疲れまくるんですよね。。全身全霊で音出す感じです。。。
たぶん、1stはそういう全身全霊みたいな姿を出すのが恥ずかしかったのもあります。
あと、そういう全身全霊みたいなのをやっちゃうと、一瞬現在地を見失いそうで、そうすると、(インストよりも慣れてない)ボーカル入りのバンドでは大事故に繋がりそうだっていう不安もあって、なんか入りきれていなかったというのもあります。
なんにしろ、核には自分の演奏へのコンプレックスみたいなのがあって、そのまわりを恥ずかしさとか練習不足とかが囲っていて、最悪だったのが1stだったんだと思います。
でも、友人がバシッと指摘してくれたので、目が覚めました💦
「(そんな演奏だと)音楽が死ぬから」って言われて、本当にハッとして、2ndは魂込めて弾きました!
そしたら、2nd後は「セカンドめっちゃビート出てたよ!!」って言ってもらえました…ほっ。
自分でも1stの演奏が死んでるものだったっていう自覚がなかったのですが、、この人たちはちょっと本当にすごいかも。。って焦りました。。
自分以上に自分の演奏のことを見抜かれて、戸惑い&気持ち良かったというか、カウンセリングとかセラピー的な何かを感じました笑
今になって冷静に考えてみれば、「素を出すのが恥ずかしい」って、むしろ、お客さんに対して失礼ですよね!!!たとえ汗だくとか変な顔とかになっても命削って音楽してるほうが、絶対いいもん。
自分が思っている以上に、実は演奏ってその人の精神状態を表すのかしら。。。
音楽もスポーツでもなんでもそうだけど、たまに反復練習だけでは説明のつかない成果が出ることがあるから不思議。
2nd終わったあとに友人に「キレイじゃない」のくだりを言ったら、1stと2ndの違いを納得されましたが…。
「お客さんより俺らのほうが絶対玄人だから」って言ってました。その通りだよなあぁぁ。迷いを出してる場合じゃないんですよね。一音ずつ魂乗せるんですよね。
でもなんか、自分のコンプレックスを隠そうとしたら見抜かれて叱られて、さらけだしたら誉められた(?)ので、これからも自信もってゴリゴリの4ビートを続けていいんだー!って後押ししてもらけた感じで嬉しかったです!!!笑
で、私はメンタル面の解決が課題と言われました(T_T)がんばります、、
on green dolphin streetの最後の三回繰り返しみたいなやつ
あれって、やらないほうがメジャーかと思ってたんですが、やる人もけっこう多いんですね!
昨日やったライブにシットインしてくれた人が繰り返しやってました。
グリーンドルフィンの3回繰り返し、傾向的に、学生~ 前後の人に多い気が。。
見てみたら、黒本はラストの3回繰り返しが書いてあるんですね。
私は青本メインで使ってセッションしていたので… 最近は黒本を持っていきますが。。
もしかしたら、黒本で育った世代はやるのがメジャーなのかしら?という仮説…!
リズムと音色!
今日はセッションホストのお仕事でした!
たまーにプロの方と一緒にホストできるっていうご褒美回があるのですが、今日はそれo(^o^)o
すっっっごいかっこよかった~~
今日一緒にやった方は、自分が昔おっかけしてたバンドのメンバーの方だったので、妙な感動がありましたw
今はそのバンドもうやってないんだけど。。。
当時どれだけ好きだったか、NHKのFMセッションも録音してどれだけ聴いたか愛を語ったけど、たぶん気持ち悪がられたけど、後悔はない。笑
今日はドラムの人とことごとく合わなくてですね…
自分がドラムのレガートより遅くて。
あまりにも合わなさすぎて、
ドラムのハイハットに合わせてベース弾いてみたりしたんだけど、それは自分が許容できる「トップ」を明らかに超えている感じがして。。なんかただ走ってるだけな感じ。
ドラムが走りたがってるようにも感じられてきて、どっちかっていうと、もう不快の域に入ってました。
だんだんわからなくなってきて、ホストの方に「私のベース後ろすぎますか?」「前で吹いてて重いと思いますか?」と聞いてみました。
したら、
・重いとは思わない、リズム感も悪いと思わない
・合わせるとかそういうことをしだすと操作するってことになってくるから、それはやめたほうがいい
・まわりに合わせるとかじゃなくて、自分の位置はキープしたほうがいい
・たぶんリズム感の問題ではなく、楽器の音の立ちあがりの問題だと思う
・楽器の奏法の問題だと思う、もう今は自分はフレーズとかソロの中身には全然興味がない、音色とリズムそれだけしか聴いてない
・音の立ちあがりがクリアになると、それだけでまたバンドの景色が変わってくるよ
って言われた!!!
その通りだと思いましたm(__)mm(__)mm(__)m
「バンドの景色が変わる」って言い方、かっこよすぎません?笑
ソロの中身には興味がないってのはまじかよ笑笑って思いましたが。私の推測ですが、正攻法のモダンジャズってソロの音選びは無限にあるといえどやっぱり理論に基づいて算数的にできてるんだし(?)突き詰めていくと限界のようなものを感じるときがあるのではないでしょうか。そうなるともう音色とリズムに行き着くのかなっ思いました。
だから、「音はなんでもいいけどリズムと音色さえ良ければよい」ではなくて、「音がジャズの語り口になってるのは大前提として、その上で表現していくのはリズムと音色だ」と解釈をしました!!
てなわけで、↑の会話の後の演奏では、
「音を立ちあがりよく前に飛ばす」イメージで演奏してみました!
そしたら、演奏中も気持ちよくできたし(めちゃ疲れたけど)、録音聴いても重い感じはありませんでした。
でも、不安になるくらいドラムもベースも前(トップ)で。。下手したら転んでるくらいに思われてもおかしくないくらい。
なんか、「返り」がないんですよね。
明らかにレジェンドたちの演奏とは違う!かっこよくない。なんなんだろー。
「相性」または「ドラマーのリズム感」の一言で片付けていいのかなぁ。片付けてしまいたいよぉ。。。
本日のドラマーの方との件は置いておいて、ホストの方から有難いアドバイスをいただけて非常によかったです!!
ベースじゃないパートの人から話聞けるのってなかなかないしね。
いや~かっこよかった~
しかし、突き詰めると悟りのようなところに行くのかなぁ。。。
以前お話した別のプロの方も、
「演奏の録音もしないし、◯◯風に吹くとかともうしない。自分がこうやったらこんな音が出るとかもう全部わかっちゃうし」「だからもう練習も長時間はやらない」と、「もうお腹一杯」というニュアンスでおっしゃってました。
私自身も、まだ全然そんな域ではないものの、そのどん詰まり感がモダンジャズの表現の限界かなと思う日もあれば、その削ぎ落とした姿こそ、神々だけが到達できる場所かなって思う日もあります。
とはいえ、モダンジャズ好きには変わりありませんので、
立ちあがり&音色=基礎練
リズム=レジェンドの演奏を聴く
を引き続き続けます\(^o^)/
音色&リズムだけしかもう見てない、新たな視点を得ました!おわり。
これ、すごく面白いです!→【証言で綴る日本のジャズ】シリーズ
面白すぎて、夢中で読んでいます!
「証言で綴る日本のジャズ」シリーズ。
自分がまだ生まれてもない時代に思いを馳せたりするのがめちゃめちゃ楽しいです。
貞夫さんのところには理論を教わりに行ってた。増尾も行ってたし、今井尚(たかし)(tb)も行ってた。学生もプロも一緒になって、習いに行ってたの。初めて貞夫さんがジャズの理論をアメリカから持って帰ってきたからね。それまで、日本のミュージシャンはみんな「こんなものかな?」という程度でやっていた。それを、「ここはこういうことで」といってね。それが大学二、三年のころ。
【証言で綴る日本のジャズ】鈴木良雄/第2話「渡辺貞夫と共演」 | ARBAN
これとか、まじかーーー!って感じです。なんかロマンがある。。
初めて持って帰ってきた、とか~!今はネットがあるもんな。すごいな。
なんかこういう歴史を聞くと、自分が今やっていることも人から人への継承の結果なんだなって思えて、地に足のつくような気持ちになれます!
あとは、こちら、読んだとき「うわーーーー」って感じました。
あのバンドが一番長くて、6、7年やってた。そのころになると、ビバップの仕事をしてもつまらなくて。それで自分を探す旅に入っていった。一生懸命にベースを弾いても黒人みたいには弾けない。いちばんガックリきたのは、ビルとジュニアのバンドでハーレムに行ったとき。バンドのリーダーふたりが黒人でしょ、ピアノがウォルター・ビショップ・ジュニア、ドラムスがリロイ・ウィリアムス。メンバー全員が黒人で、オレだけが日本人。
マンハッタンでやっているときは周りにいろいろな肌のひとがいるからあまり気にならない。ハーレムで演奏していたときにパッと周りを見たら、ぜんぶ黒人だった。オレだけが黄色で、必死にやっている。みんな「イエー」ってノッているのに、オレだけがビートのことを考えたりしている。
そのときにサーっと冷める自分が見えちゃって、「オレ、なにやってるんだ?」「これ、オレの音楽じゃないよ」。それまでにもモヤモヤはあったけど、自我に目覚めた。「自分の音楽を作らなくちゃダメだ。もうビバップはやりたくない」となって、しばらくして、ビルとの最後のレコーディングも断って。
【証言で綴る日本のジャズ】鈴木良雄/第5話(最終話)「ザ・ジャズ・メッセンジャーズにスカウトされる」 | ARBAN
うわーーー、こうなっていくのかーーー。みたいな気持ち。。
昔、あるサックス奏者(日本人)の方が「ジャズに対して異邦人である我々」という言い方をしていたのを思い出しました。チンさんのこのインタビュー、すごく理解できます。まだ自分はそこまで全然いってないけど、こうなる瞬間があるかもしれないこと、わかります。これに対する答えはまだ自分の中にないけど、、、。
このシリーズ、とてもおすすめです!
シリーズ2は市の図書館にあるようなので借りてみようかな\(^o^)/
録音をしてみた!
ついに!!!自分の音を真面目に聴こうと思い、先日演奏したライブを録音してみました(^_^)
1setぶんだけですが、自分自身の音についてのイメージ(数年前で止まっている)とやはり同じところもあり、変わってくれているところもあり、有意義だった!
定点観測として、今回撮った録音は試しに残しておこう。
↓以下曲目とプレイバックを聴いた感想↓
sugar ray
・音がべちゃっ、ぺたっとしている
・ピッチわるい
・ソロの切り貼り感
→頭の中には歌があるのだけど、技術の問題でそれが弾けなくて瞬時に無意識に避けて歩いてる感じ
sleepin bee
・テーマのときのベースラインがよくない。2ビート研究の余地大あり
・ラインの不自然さ
※コードには合っているんだけど「音楽的に意味がない」(←師匠風笑)
・ソロのときめちゃくってる。拍が最後までない(まじか~~~~超かっこ悪い感じだったよ~~録音してよかったよ~~)
I hear a rhapsody
・4ビートのノリは良かった気がする!曲のテンポが合ってたのかな
・これくらいのテンポってクリスチャンマクブライドとかポールチェンバースのビートのイメージがめちゃくちゃ自分の中にハッキリとあるので、良かったのかも。あとたぶん自分の技量にほどよいテンポ(これより速いと「返り」が体感できないし、遅いと技術的に「返り」が表せてない)
・おかず的なのは全然はまってない
・テンポがI hear a rhapsodyと同じだったのでビートの感じは省略
・(音楽的に正解の選択なのかはわからないけど、)その時々で自分の中でマクブライド訛りとチェンバース訛りみたいなのを使い分けているなと気づいた
・できてないと思ってたソロ、ぼけっと聴いてみたら意外と悪くない気がした→これはけっこうマクブライド訛りなイメージが自分の中に強かったからかしら。。。。
→個人的にはソロの歌い方って二つあって、
①ベースらしいソロ、ポールチェンバースのように8分や16分の音符・休符を基本とする
②管楽器的なソロ、言ってみるならレスター的な感じでのびのび唄う
こんな感じ。
自分としては②のほうが好きなんだけど、冷静に聴いてみるとかっこよかったり、他人からの評判がよいのは①のほうかな。。
楽器の特性にに合った音選びも時として必要ということですなぁ~
反省会のまとめとしては、
①基礎練を続け音質を改善する
②2ビートをコピーする
③ソロのとき走らないようにする
③、、、どう対策したら良いかわからん、。
初めましての人とやるとき
プロの人って本当にすごいなぁと思います。。
私はたぶん分類するとバッパーという部類のジャズミュージシャンになると思います。
この記事内では便宜的にそう呼ぶとして、
先月末、新しく知り合いになったバッパーたちとライブ、プライベートセッションをする機会がありました。
もちろんかなり似た言語を話す者同士なので、「(音楽的に)話が通じない」ということは全然なかったのですが、
初めましての人たちの中に一人入り、演奏してくることは、想像以上に精神力(集中力)が必要だったようで、先月末の演奏ラッシュ~最近まで、本当に魂が抜けたような感じでめちゃめちゃ疲れていました。イメージとしては演奏している間ずーっとアンテナびんびんに張ってる感じです。
でももちろんそれは全然悪いこととは思ってなくて、同じ言語を話していても、普段一緒にやってるバッパー友達との演奏とはまた微妙に会話のテンポが違うことにより、こちらもなんだか違うアプローチができてしまったりと(先日のeast of the sunの例とかまさにそう)、新鮮な喜びしかない時間ではありました。そもそもインプロビゼーションというものはそうあるべきな気もします。
ただ、どっと疲れたっていうことと、
そしてそれ(毎晩違う人とやって、たぶん毎晩私でいう「アンテナびんびん」を続けている)をもっともっと高度な次元で毎夜毎夜こなしているミュージシャンは本当にすごいと思ったという今さらの発見です。笑
アーティストの人って感性が敏感すぎて生きづらかったりしないのだろうか。。