JAZZおぼえがき

会社員、主婦、ジャズ愛好家の三足のわらじです。趣味でジャズベースを弾いています。

理想の演奏を実現できる手段を貪欲に探す(教則本通りの構えも時に疑う)

今日の題名長い…。

 

先日のセッションにて、もう一点、良い話がありました!

 

 

よくセッションに来てくれるベーシストの方がいます。太郎さんとしよう!

 

太郎さんの演奏を見るのは一か月ぶりくらい?だったのですが、前回より音がしっかりして、フォームの乱れも減り、安定感や余裕も出てきているように思えました!

セッション後にお話しているとき、そのことを伝えたら、太郎さんは最近構えを変えたらしいです。確かにエンドピンがいつもより高くセッティングされている!

 

ちなみに彼は某有名ジャズクラブで働いていて、この前の超大物外タレの公演でもずっと通しで仕事していたと。(うらやまし~~!!!)

私もその公演は聴きに行っていて、ベースめちゃかっこいいな~って思っていたのですが、太郎さんはそのバンドメンバーの大物ベーシストと話をする時間があったらしいです!

そのとき、ベースの構えの話になり、太郎さんは大物ベーシストに「あなたのセッティングはとても高くセットされているようだけど、それで弾きやすいの?」って聞いたそうです。そうしたら、答えは、「ベースはバンド全体を見渡さなきゃいけないから、高音部を弾くときに前かがみになって視線が下に行ってしまうほうが良くない。左手がちゃんとアクセスできればどれだけ高くしたって別に問題はないし、視界を保って『music first』が一番大事」って返ってきたそうです。太郎さんと大物ベーシストは体格も同じくらいだったので、その話をした後に自身のセッティングを変えてみたそうです。確かに力みが抜けていた気がします!太郎さんいわく、「かたくなに教則本に従うよりも、色々試してみたほうが良いこともあるんだなって思いました」とのこと。素敵です!

 

なんか、良い気づきがいっぱい詰まってる話だなーって思いました!必要以上に身体の緊張がない位置が一番良いんだろうなー!人それぞれ、体格も、関節の柔らかさも違うしな。ベースの奏法も変化してきているわけだし。現に、プロの人でも色んな構え方(お腹に対して垂直の角度の人もいれば、逆にほぼ平行に構える人もいるし。エンドピンの高さもいろいろ、ゲイリーカーはめちゃくちゃ高いらしい)の流派?があるしな~。

あとは”music first”ね!良い言葉だ。暗譜大事だな。私は演奏するときけっこう目つぶってしまうんだけど、そういえばベーシストってみんな目線どうしているのかしら。今晩YouTubeで調査しよう。。。

 

 

 

後輩君の演奏を見て思ったことと同じくで、私はもう「若さで押し切る」ことは脱したいんだ~~~。余裕&キレを併せ持った演奏したいです。。おわり(^o^)/