初めましての人とやるとき
プロの人って本当にすごいなぁと思います。。
私はたぶん分類するとバッパーという部類のジャズミュージシャンになると思います。
この記事内では便宜的にそう呼ぶとして、
先月末、新しく知り合いになったバッパーたちとライブ、プライベートセッションをする機会がありました。
もちろんかなり似た言語を話す者同士なので、「(音楽的に)話が通じない」ということは全然なかったのですが、
初めましての人たちの中に一人入り、演奏してくることは、想像以上に精神力(集中力)が必要だったようで、先月末の演奏ラッシュ~最近まで、本当に魂が抜けたような感じでめちゃめちゃ疲れていました。イメージとしては演奏している間ずーっとアンテナびんびんに張ってる感じです。
でももちろんそれは全然悪いこととは思ってなくて、同じ言語を話していても、普段一緒にやってるバッパー友達との演奏とはまた微妙に会話のテンポが違うことにより、こちらもなんだか違うアプローチができてしまったりと(先日のeast of the sunの例とかまさにそう)、新鮮な喜びしかない時間ではありました。そもそもインプロビゼーションというものはそうあるべきな気もします。
ただ、どっと疲れたっていうことと、
そしてそれ(毎晩違う人とやって、たぶん毎晩私でいう「アンテナびんびん」を続けている)をもっともっと高度な次元で毎夜毎夜こなしているミュージシャンは本当にすごいと思ったという今さらの発見です。笑
アーティストの人って感性が敏感すぎて生きづらかったりしないのだろうか。。