リズムと音色!
今日はセッションホストのお仕事でした!
たまーにプロの方と一緒にホストできるっていうご褒美回があるのですが、今日はそれo(^o^)o
すっっっごいかっこよかった~~
今日一緒にやった方は、自分が昔おっかけしてたバンドのメンバーの方だったので、妙な感動がありましたw
今はそのバンドもうやってないんだけど。。。
当時どれだけ好きだったか、NHKのFMセッションも録音してどれだけ聴いたか愛を語ったけど、たぶん気持ち悪がられたけど、後悔はない。笑
今日はドラムの人とことごとく合わなくてですね…
自分がドラムのレガートより遅くて。
あまりにも合わなさすぎて、
ドラムのハイハットに合わせてベース弾いてみたりしたんだけど、それは自分が許容できる「トップ」を明らかに超えている感じがして。。なんかただ走ってるだけな感じ。
ドラムが走りたがってるようにも感じられてきて、どっちかっていうと、もう不快の域に入ってました。
だんだんわからなくなってきて、ホストの方に「私のベース後ろすぎますか?」「前で吹いてて重いと思いますか?」と聞いてみました。
したら、
・重いとは思わない、リズム感も悪いと思わない
・合わせるとかそういうことをしだすと操作するってことになってくるから、それはやめたほうがいい
・まわりに合わせるとかじゃなくて、自分の位置はキープしたほうがいい
・たぶんリズム感の問題ではなく、楽器の音の立ちあがりの問題だと思う
・楽器の奏法の問題だと思う、もう今は自分はフレーズとかソロの中身には全然興味がない、音色とリズムそれだけしか聴いてない
・音の立ちあがりがクリアになると、それだけでまたバンドの景色が変わってくるよ
って言われた!!!
その通りだと思いましたm(__)mm(__)mm(__)m
「バンドの景色が変わる」って言い方、かっこよすぎません?笑
ソロの中身には興味がないってのはまじかよ笑笑って思いましたが。私の推測ですが、正攻法のモダンジャズってソロの音選びは無限にあるといえどやっぱり理論に基づいて算数的にできてるんだし(?)突き詰めていくと限界のようなものを感じるときがあるのではないでしょうか。そうなるともう音色とリズムに行き着くのかなっ思いました。
だから、「音はなんでもいいけどリズムと音色さえ良ければよい」ではなくて、「音がジャズの語り口になってるのは大前提として、その上で表現していくのはリズムと音色だ」と解釈をしました!!
てなわけで、↑の会話の後の演奏では、
「音を立ちあがりよく前に飛ばす」イメージで演奏してみました!
そしたら、演奏中も気持ちよくできたし(めちゃ疲れたけど)、録音聴いても重い感じはありませんでした。
でも、不安になるくらいドラムもベースも前(トップ)で。。下手したら転んでるくらいに思われてもおかしくないくらい。
なんか、「返り」がないんですよね。
明らかにレジェンドたちの演奏とは違う!かっこよくない。なんなんだろー。
「相性」または「ドラマーのリズム感」の一言で片付けていいのかなぁ。片付けてしまいたいよぉ。。。
本日のドラマーの方との件は置いておいて、ホストの方から有難いアドバイスをいただけて非常によかったです!!
ベースじゃないパートの人から話聞けるのってなかなかないしね。
いや~かっこよかった~
しかし、突き詰めると悟りのようなところに行くのかなぁ。。。
以前お話した別のプロの方も、
「演奏の録音もしないし、◯◯風に吹くとかともうしない。自分がこうやったらこんな音が出るとかもう全部わかっちゃうし」「だからもう練習も長時間はやらない」と、「もうお腹一杯」というニュアンスでおっしゃってました。
私自身も、まだ全然そんな域ではないものの、そのどん詰まり感がモダンジャズの表現の限界かなと思う日もあれば、その削ぎ落とした姿こそ、神々だけが到達できる場所かなって思う日もあります。
とはいえ、モダンジャズ好きには変わりありませんので、
立ちあがり&音色=基礎練
リズム=レジェンドの演奏を聴く
を引き続き続けます\(^o^)/
音色&リズムだけしかもう見てない、新たな視点を得ました!おわり。