師匠との会話(主に即興演奏に対するもの)
この前のレッスンで、師匠と音楽的なことについてかなりの時間喋ったのですが、
文字に起こすとなんて薄っぺらくなってしまうのでしょうか。。
そりゃ、結局は、楽器から出る音が全てになるから
一番実践的な解説としては、演奏の方法論になるのですが
その裏に、美学とか、人生訓とかが色々色々色々色々つまってて、
そのただの結果としての、出る音になるわけで
演奏の方法論は、ただの手段なわけです!!!(?)
↑師匠と音楽的な話ができて心に染み入った
っていうことを人に伝えようとしたとき、なんと安っぽいサマリになるのかと、自分の伝達能力にツッコミを入れていました。。。
師匠と話をしてみて、
4ビートの型を守りながらインタープレイする
ということには、まだまだ私が思っているよりも遥かにやること(やらなければならない訓練、経験)があるらしい
ということはわかりました!
予測を繰り返しながら積み上げていく芸術
それが即興演奏なのか…!!!
師匠が言ってて痛快だった言葉
「メロディーみたいなベースべろべろ~って弾いて、はいインタープレイですとか、ほんまやめて」「あと尻取り遊びとかね、あれもうほんま結構ですわ、ってなる。僕が言った時点でその話はもう終わってて、次の話に行ってるんや」「あと、やりがちなミスは、こういうときに楽しくなって一緒に乗っちゃうやつな(※2:35あたり参照)」←これは私もめちゃやるw
A Smooth One - Junior Mance - YouTube
でも気になって師匠に聞いてみた
「これみたいなことが起こったとき、"4つ弾く"という型を崩さずに反応するのは、具体的にどういうやり方があるんですか?」
↓
「それ(型を崩さない)こそが『反応する』いうことやねん!!!」(やや語気強め)
…なるほど!!!!!
わかっているけど、美学と照らし合わせた結果、崩さないを「選ぶ」わけですな!!!!!!!!
これはけっこう目からウロコ~
奥が深い…深すぎる……
だってさ~
まずは楽器が扱えなきゃいけなくて
ピッチも正解じゃなきゃだめで
音色も気を付けなきゃいけないし
ビートはもちろんですし
あとはアンプを通したときの音作りも勉強しないとだし
(↑これらは"説得力のある音を出す"というところの基礎になりますよね)
スタンダードのコード進行は覚えなきゃいけませんし
そして解釈のパターンも何パターンかわかってたほうがかっこいいし
あとは理論(←わかってないからひとくくり笑)
そんで一番大事なのは、レジェンズ達の演奏を聴き自分の中に歌を蓄積すること
途方もないよね~\(^o^)/
でも私は生きてるうちに一回くらいは、あの頃のバップ(モダンジャズ)が生き返った、と思える瞬間がほしいから頑張りますぞ
ブラックとオリエンタルの"血"を乗り越えたい!!!!
でももっというと、今の2019年に生きてる日本の女の人としての音を出したいね!
そんな今日はセッションホストです!
この前師匠と色々話してから、
「空間に音を積み上げていく芸術」という感覚がより強くなりました
先読みしながらしながら、でも音を出した瞬間に、その瞬間の「絵」は消えていって
みたいな感じかな!
私はまだまだペーペーなので、美意識とか人生訓を表すだけのカードがありませんので、まずは師匠より教わった「方法論」を試しながら、手段と目的が逆になってるかもしれんが、まぁせっかくの機会なので、まずは型を真似するところから試しながら今日のセッションホストは頑張ります!
今日はあんまりビートとか気にするのやめようかな
それを考え出すともう「こういうスタイルの人たちとしか演奏できません」みたいな風にもなっていってしまうしな
今日は"ハーモニーの積み上げ"を意識しながら頑張ってきます!
おわり( ´∀`)
おまけ
まだわかったようでわかってない師匠の言葉
「スイングのポイントはいくつか持っておいたほうがいい」「それがないと、『自分はこういう風にしかスイングしません!!文句ありますか!!ドヤッ』みたいになっちゃう」「それでは会話が成り立たないときってあるでしょ」
とのこと…!今日はそれを胸にとめて演奏します(*´-`)
ちなみに私は、この師匠のことばと、よく言われる「合わせに行くな」の違いがまだちゃんと説明できない笑