映画『ブルーノート・レコード ジャズを超えて』感想
ブルーノートの映画!!!
私が大好きなブルーノート!!!!
観てきましたっっ!!!
まじでシビれたっす。本当に本当に本当~~~~~ にかっこよかった(´;ω;`)
ブルーノートジャズのファンは絶対見るべき!!!!
!!!以下はネタバレ?も含むので取り扱い注意!!!
映画館で見ると音響が良いので更に楽しいです。 その良い音に合わせて、 様々な有名なジャケ写の元ネガが次々と表示されてくるからもーー ーーうたまらんです!!!! スタジオの雑談とかもたまに入ってたり。。
私の好きなジャズメンは映像が残っていない人もほとんどなので、 今までジャケ写で見るだけのイメージしかなかったんですが…。 今回映画を見て、ジャズメンのとらえ方が「昔のすごい人たち」→ 「生きていた人間のコミュニティ」なんだと認識が変わりました!
以下私の意見ですが、映画では「ジャズ/ヒップホップはブラック たちの怒りや主張を表す手段だ」 というまとめ方になっていたと思います
私はジャズは好きだけどその精神性まではよくわからない… だって現代の日本人だもの。わかるはずもなし。。
そんな私がバップに惹かれるのは、 やはりその音楽としての楽しさ、 美しさにあるのかもしれないなぁ~って思いました。 ジャズ警察とかもういいやん。 私はやっぱりモダンジャズが好きなんや。そしてそれを創る元となったミュージシャンたちはかっこいい。 最高にクールですね!映画、ほんっとかっこよかった~。
ブルーノート創設から、 現在のグラスパー先生たちが過去の偉人たちを大リスペクトする姿 まで、すごく鮮やかに流れよく描かれていました
私はブラックのモダンジャズの王道スタイルから外れた演奏はあま り好きではないですが、たぶんそれは美意識(?)の好みの問題で 、 現代のミュージシャンの演奏そのものはまだ良さがわからないけど 、 でも彼らのスピリットを受け継ぐその心は映画でよくわかりました 。映画の中で誰かが言っていたんだけど、 ジャズだってヒップホップだってその本質は変わらないんだな。昔のジャズから、今のジャズまで、自分が感じていた分断のようなものは映画によって取り去られました。
それが作品である以上、 表現方法それ自体に好みがあってもいいやん。 と自分のモダンジャズ好きを肯定できたようにもなり、 とてもすがすがしい映画でした。
でも一方で、そのスピリットは好きだ!!となったので、 新しいミュージシャンの演奏もチェックしてみたいなと思えるよう にはなりました。前は「なんかいっぱいいる頃の録音」とかいって disってたけど(笑)、どの時代もミュージシャンは尊いな。
作品中で出てきたハービーとショーターのインタビューがかわいいおじちゃん同士の会話で和 んだ\(^o^)/
あと、 映画館の音響のおかげでカーリーラッセルの音めっちゃいいやん! !って気づけた笑
そしてやっぱりここでも動くハンクモブレーは見ることができず。 。。これはやはり巷でまことしやかに囁かれている「”ハンクモブ レーはアルフレッドライオンが作り出した概念”説」 が信憑性を帯びてきたわ(冗談です)
おしまい。 ブルーノートジャズを愛する人にはほんと見てほしいな!!!! おすすめ。2回目行くこと検討中。笑
おまけ
ハービーのときに流す音楽でこれを選ぶセンスよ。粋だね!クール!