JAZZおぼえがき

会社員、主婦、ジャズ愛好家の三足のわらじです。趣味でジャズベースを弾いています。

ウッドベース入手

住環境の変化と、活動の鈍化により、1年半前にウッドベースを手放した私ですが、また手に入ることになりました笑

 

大学のときの先輩が、仕事で2年ほど日本を離れるので、 その間に貸そうか?と。しかもタダで・・・!(すごい!!!)

楽器も良いやつだし、お金いらないんですか?って感じだし、 数十万円もする大事なものを、 貸してもいいって思ってもらえたことも本当に嬉しい(^^)

 

また別の先輩に、 最近ライブ活動など再開していることを話したら、 自分のベースあげようか?と、まさかのこっちも!笑

 

順番で、最初に話をくれた先輩のベースを借りることにしたけど、 どっちの楽器も全然タイプの違う個性があって、 どっちもすごく良いものだからありがたすぎた~(>_<)本当だったら2本ほしかったぐらいだ!!!笑

先輩達、こうやってもう10年近く経っても助けてくれることがと てもとても嬉しかった!ありがたすぎる。

 

ベースを貸してくれる先輩は、 ジャズ研に入った頃からの憧れの先輩で、 ずっと目指して追いかけてるから、なんかめちゃくちゃ嬉しい!! !しかも、その先輩はまず楽器の技術そのものがうまくて、 弓も習ったりしてたから、 楽器そのものもめちゃくちゃ鳴るようになってるんじゃないか!? とワクテカ(0゚・∀・)wktk

 

2年も弾いてたら私の弾き方(楽器の鳴り)の癖もつくと思う(> _<)本当に本当に大事にしないと!

私はたぶん都内でも屈指の混雑路線沿線に住んでるので、 運搬もめっちゃ気を付ける。。車はさすがに無理だし。。 せめて各駅に乗って混雑を避けよう、、笑

 

 

共同生活なわけだし、あんなでかいものを家に置くわけだから、 夫の許可を…と思って夫に聞いたらどうぞどうぞと快諾! これもありがたい! 我が家は趣味のスペースを半々ずつ持っていて、 そこがどれだけ汚かろうが何を置こうが互いに不問ということにし てるので、功をなしました(´▽`)

 

 

ウッベ使う?と数日前に打診があり、 昨夜正式に貸していただくことが決定したんだけど、 自分の昨夜からのテンションの上がり具合がヤバい。 こんなに嬉しかったんだ…って自分でも驚いている!!! 自分は思っていたよりもウッベのことが好きだったんだな~ って再確認(^^)

先輩にはお金なんていらないよ~と言ってもらえたんだけど、 気持ちとしては何かお返ししたくて、何がいいのかな?と考え中。 お返しするときに調整&先輩の指定の弦に張替して返すのがいいか な?それを考えるのも楽しい時間~。

ライブの感想(バンドとしての成長と、暗譜…)

今入ってるバンドは原則暗譜で、苦労してます。。。

 

今日の昼間ライブだったけど、セットリスト知らされたのは昨日の日中(;o;)

なんとか努力したくて、暗譜のため徹夜した。。。。徹夜なんて何年ぶりよ…?

結局ボーカルの人が譜面印刷してきて配ってくれたので、見たけどさ(>_<)

辛かった~

 

でもその恩恵として、一晩中楽器を触って練習してたから、今日の本番めっちゃ調子よかった(゜゜;)

でもなんか徹夜明けでもうハイになってて判断力低下してたから、自分の演奏の瞬間瞬間の選択が正解だったかどうかもうわからない…でも間違いなく指は動いた!

やっぱこれくらい弾くと全然違うー!

 

あと今日は初めましてのボーカルの人がバンドに入って、その人がすごくハスキーでパワフルな声で好きすぎてテンション爆上げだった。

それと、最近このdavid wongの演奏聴きまくってるからすごい今日はムチムチ弾いてしまった!


YouTube

 

それとそれと、今のバンドは、同じ曲を何度も何度も練習して妥協せず仕上げていく過程ががめちゃくちゃ楽しい。ベースってまだまだやることあったんだ!っていう気持ちになった。ステージ上で。

そしてバンドとしても完成度が上がってる実感もあり、ステージでそれが発揮されて、ボーカルがそれに乗ってもう最高だったので、うおおおおって感じで弾いてた!!!

そんなわけで徹夜明けもありうおおおおって気分なので帰り道のBGMはキャノンボール(?)

 

 

 

今回はメンバーの人が演奏を録画してくれたみたいなので、ぜひ見返したい!

 

 

しかし眠すぎてやばい

月のサイクル vs プロフェッショナルであること

女性であることは、安定的であることが難しい!!!!のであるよ男性諸君!!!!!

 

 

今日はライブでした

 

男性陣(客観的、解決目指し型) vs 女性陣(影響受けやすい、共感型)

の構図で反省会……

 

 

私含めた女性陣、メンタルが演奏に出てるよ!との指摘。。。

崩れたとき、どう建て直すのか全部にアンテナはって考えなきゃ!と。。。

 

わかる、わかるよ……

 

わかるけど言わせてくれ………

 

 

 

女は共感の生き物なの!!!

 

誰かの心の動きを受け取ってしまいやすいの!!!

 

 

 

はい、言い訳(。>д<)(。>д<)(。>д<)

 

 

だけど~~~

 

私としては、男性と全く同じ方法で私たち女性がやっていくのは無理があると思う

身体も、心も、作りが違うと思うの!!!

 

でも、言われた指摘は正しいから

私たち女性のやり方で解決したいですな(^^)

 

そしてそして、でも、こんなこと、ガチでバンドやってないと知らなかった!ありがたい。

ジャズと自分を繋げてくれている友人、夢みたいな初体験の連続をくれてるバンド仲間に感謝感謝の毎日です。

 

 

 

 

 

 

「仕事」で「卓越したプロフェッショナル」の存在になっていくには女性の不安定さ、共感性の過剰さはビハインドになることも。。。

でも、それがまた音楽の肥やしになることだってきっとある!と信じてる( ;∀;)

 

 

 

 

 

いやまじバンドメンバーに色々見抜かれてこわい。。

ってか、自分の喜怒哀楽は思った以上に音に出てることに驚いている。。。

 

でも、一方で、喜怒哀楽が音に出ちゃうレベルに演奏が自分の一部になってることもまた嬉しい!

 

 

 

忘れてた「一音入魂」また心に刻みます。。。!

 

音楽ってすごい。こわい。

ライブ体験と、イメージについて

いつものビバップバンドでライブをしてきました!

暗譜しよう!と決めて、とりあえず表面的には成功。。。が、けっこう間違えたし同じことしか弾けない!!!意味がない(。>д<)

でも、例えばanother youとかは暗譜してて、色んなこと弾けるし、忘れそうな恐怖とかはないので…

やはり回数だろうな!!がんばります。。。

 

音選びはそんな感じでダメダメだったのですが、ノリについては、自分比でよくできた気がします。メンバーにも今日すごいやりやすいって言ってもらえました…!嬉しい!

 

先日観た若手ミュージシャンのライブがすっごい良かったので、昨日は良いイメージのまま演奏ができた気がします!

 

イメージ、大事ですよね。。

これブログに書いたか忘れたけど、

中学生のときに剣道部に入っていて、まぁ下手くそだったんですけど。。

塾に行ってけっこう休んでたりしたし(しかし今ならわかる、出席率の問題ではない。日本の部活クソ週7とか頭おかしくない!?)、そもそも体力もなかったので良いところがない選手だった気がします。(いや、これも刷り込みかもしれないけど…いやもう忘れよう…)

 

で、顧問も怖いし自分は下手くそだというセルフイメージもあり、全然満足な動きをできたことはなかったのですが…

 

あるとき、全国大会の運営手伝いということで、同じアリーナの同じフロアで、全国レベルの試合を2日間見続けたことがありました

その後にやった練習では、自分の実力じゃ考えられないくらい良い動きをできたということがありました。顧問もめちゃくちゃ驚いていて、「やればできるやんか」みたいなことを言われた気がします。。

実際そのときに試合をしたわけではないので、本当の効果は謎ですが、でも自分でも本当に驚いた記憶はあります。。目指すべき型がわかって、身体がすごくよく動きました。

 

あのときは、自分の筋力以上に身体が動いたことにただただ驚くばかりでしたが、

今考えてみれば、同じフロアでそれこそ目の前で一級品の選手の動きをリアルに見続けたことが良いイメージとなったことが理由だったのでしょう。

中学生の自分には、イメージでこれほど身体の動きが変わることが信じられなかったけど。。。

 

そんなわけで…

昨日も、良いイメージを持ったまま演奏できたことが助けとなりました(^^)

 

目指すものわからないまま練習したって意味ないもんね。

 

そしてその「目指すもの」は、目の前で体感するのが一番効きますね…!

 

またノリノリのライブ行きたいなー!!

 

 

昨日のお店。雰囲気最高でしたー!

渋谷のセンター街の中にあって、駅チカ

内装もなんだか不思議な感じだけどまとまっててすごいです。

今度、お客として行ってみたいです(^_^)
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自分と同年代ミュージシャンについて思うこと

昨夜あるライブにお邪魔してきました

友人のライブで、 同世代のミュージシャンで固められたバンドでした。

 

ピアニストの方、ベーシストの方はお初でしたが、 これまで聴きに行かなかったことに本気で後悔しました!!!

「この人、 自分の好きなミュージシャンとよく一緒にやってるなー」 って人は、一回でもまずは見に行くべきだなと再認識。。。

時間、体力、お金、家庭、仕事、自己啓発、 家でゴロゴロして怠ける時間(笑)、 色々天秤にかけてライブに行くことをやめることは多いですが、 良いライブを見るとそういう順位は全部ぶっ飛ばしたくなる!!!

 

実は、自分と同世代ミュージシャンのライブについては、 新規開拓を避けていたところがあります。

自分がジャズ研あがりなこともあり、 友人気分で見てしまっていたからです。

それよりももうちょっと上の世代の演奏を聞いて勉強したい! といいう気持ちがあって。。。気持ちが学生のままでした(-_- ;

 

でも、昨日の演奏聞いてそんなのはぶっ飛びました! こいつらは完全なプロだ!って。。当たり前なんだけど、、、 自分の気持ちが年齢に対して成長してなさすぎでした。。

冷静に考えてみれば自分と同世代ミュージシャンは今30歳前後、 自分が学生の頃に憧れていたミュージシャンってまさにそれくらい の年代だった気がするんです!

 

彼らも自分と同じように働く人じゃないかー!!!! って今更ながら気づきました。。

 

最近、バンド仲間に、プロとして演奏するということとは… という考え方を聞いたりして、かなり影響を受けています。

これまでは、同世代ミュージシャンについては「 ジャズコミュニティの仲間(友達の延長線上)」 っていう印象でしたが、「ミュージシャンという仕事をする人間」 に見えてくるという、心境の変化がありました。

 

だんだん自分も30歳に近づいてきて、仕事/それで食うこと ということについて考えます。

自分も曲がりなりにも昼の仕事はがんばってきて、金を貰う、 働く、 ということにはそれなりにこだわりや自分の考えがあります。( 最近転職活動してたのでより強く思ってます)

昼の職場でもやっぱり向上心のない人は嫌いだし、 自分もまだまだ勉強しないといけないことは多いし、 組織をより良くしたい、 上に上がりたい認められたいという気持ちは強いです。

一方、ミュージシャンって、 自分にとってのの余暇の時間しか触れ合うことがないから、 なんとなく友達感覚の人も多かったんですけど( ジャズ研繋がりの人もいたりするから余計にね)、

ミュージシャンって一つの仕事だし、それは「色モノ」 の仕事ではないし、 中の人たちも自分のようなオフィスワーカーと同じように「 金を貰って食う」 という行為のうえでは全く自分と同じじゃないか、 と今更ながら気づきました。

 

そんな最近だったので、 ジャズミュージシャンという職業を選んで真摯に活動する人たちは 応援したいと改めて思いました!

自分は(オフィスワーカー、ミュージシャン、他仕事問わず) 一生懸命働く人が好きなので!

微力ですがライブ行ってお金落とそうっと\(^o^)/
 
 

映画『ブルーノート・レコード ジャズを超えて』感想

 
ブルーノートの映画!!!

私が大好きなブルーノート!!!!

 

観てきましたっっ!!!

 

まじでシビれたっす。本当に本当に本当~~~~~ にかっこよかった(´;ω;`)

ブルーノートジャズのファンは絶対見るべき!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

!!!以下はネタバレ?も含むので取り扱い注意!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画館で見ると音響が良いので更に楽しいです。 その良い音に合わせて、 様々な有名なジャケ写の元ネガが次々と表示されてくるからもーー ーーうたまらんです!!!! スタジオの雑談とかもたまに入ってたり。。

私の好きなジャズメンは映像が残っていない人もほとんどなので、 今までジャケ写で見るだけのイメージしかなかったんですが…。 今回映画を見て、ジャズメンのとらえ方が「昔のすごい人たち」→ 「生きていた人間のコミュニティ」なんだと認識が変わりました!

 

以下私の意見ですが、映画では「ジャズ/ヒップホップはブラック たちの怒りや主張を表す手段だ」 というまとめ方になっていたと思います

 

私はジャズは好きだけどその精神性まではよくわからない… だって現代の日本人だもの。わかるはずもなし。。

 

そんな私がバップに惹かれるのは、 やはりその音楽としての楽しさ、 美しさにあるのかもしれないなぁ~って思いました。 ジャズ警察とかもういいやん。 私はやっぱりモダンジャズが好きなんや。そしてそれを創る元となったミュージシャンたちはかっこいい。 最高にクールですね!映画、ほんっとかっこよかった~。

 

ブルーノート創設から、 現在のグラスパー先生たちが過去の偉人たちを大リスペクトする姿 まで、すごく鮮やかに流れよく描かれていました

私はブラックのモダンジャズの王道スタイルから外れた演奏はあま り好きではないですが、たぶんそれは美意識(?)の好みの問題で 、 現代のミュージシャンの演奏そのものはまだ良さがわからないけど 、 でも彼らのスピリットを受け継ぐその心は映画でよくわかりました 。映画の中で誰かが言っていたんだけど、 ジャズだってヒップホップだってその本質は変わらないんだな。昔のジャズから、今のジャズまで、自分が感じていた分断のようなものは映画によって取り去られました。

それが作品である以上、 表現方法それ自体に好みがあってもいいやん。 と自分のモダンジャズ好きを肯定できたようにもなり、 とてもすがすがしい映画でした。

でも一方で、そのスピリットは好きだ!!となったので、 新しいミュージシャンの演奏もチェックしてみたいなと思えるよう にはなりました。前は「なんかいっぱいいる頃の録音」とかいって disってたけど(笑)、どの時代もミュージシャンは尊いな。

 

 

 

作品中で出てきたハービーとショーターのインタビューがかわいいおじちゃん同士の会話で和 んだ\(^o^)/

 

あと、 映画館の音響のおかげでカーリーラッセルの音めっちゃいいやん! !って気づけた笑

そしてやっぱりここでも動くハンクモブレーは見ることができず。 。。これはやはり巷でまことしやかに囁かれている「”ハンクモブ レーはアルフレッドライオンが作り出した概念”説」 が信憑性を帯びてきたわ(冗談です)

 

おしまい。 ブルーノートジャズを愛する人にはほんと見てほしいな!!!! おすすめ。2回目行くこと検討中。笑

 

 

おまけ

ハービーのときに流す音楽でこれを選ぶセンスよ。粋だね!クール!

ジャズオルガン奏者 土田晴信さん

オルガン奏者の土田晴信さん

最初にお名前を知ったのは何がきっかけだったかはもう忘れてしまいましたが、ず~~~っと、演奏が好きで好きでSNS等に挙げられてる動画を楽しんでいたのですが(お金を落とさないリスナーですみません…)

 

先日、やっと生の演奏を聴くことができました!

自宅近所の公民館的なところで行われた無料の昼コンサートでした(またここでもフリーライダーでごめんなさい。。いや、住民税納めてるから許して~~)

 

客層は、まじで近所のおじいちゃんおばあちゃん!!!

演奏を楽しみながら、先日のビバップバンドでの会話で思うこともあったので、客の観察もしてました!

 

まず、キャパ100人ほどの公民館ホールは満席。

ですが、親子連れとして来てる赤ちゃんを除いたら、自分が一番最年少ではないですかぁ~~

世代としても、たぶん20,30代は私一人だったのでは!?

まじでみんな40代以降~の方々でした。

 

ちなみに、公民館ホールのすぐ横に、フリースペースみたいなのがあり、そこには小学生~高校生が勉強していたりしましたが、そこにいた子達が寄ってくることはなく。。。

 

うーーーん。。若者が来ない!!なぜ。なぜ。。。。なぜ~~

 

20代30代は、どこでリアル音楽体験をしているのかしら!?!?

それともしていない…?

やはり先日の話じゃないけどクラブ…?こわいよ~

→ブログ読んだ友人の意見、「フェス」……たしかに!!!

 

 

 

そんなことを思いながらも、

演奏は素晴らしく、自分の大好きなGrant Greenアレンジの曲もいくつかやってくれたのと、

あまりジャズ文化のない横浜の山の方(関内や桜木町じゃ″ない″横浜市ってことです。。)で、しかも普段ライブに行かなさそうな人々をターゲットに、あんな王道のモダンジャズをやってくれたことへの感動を伝えたい…とインターネット経由でメッセージを送ったら

 

とても長文で誠実なメッセージを返してくださいました。

 

要旨を汲めてるかわかりませんが

ジャズ文化が衰退しつつある今の現状で、ジャズに触れたことがない人、特に若い世代にその楽しさを知ってもらい、ジャズを聴いてもらえるように、自分ができることをやっていきたいと色んな試みをされているのだということでした。特に地元横浜に何かできることを、というお気持ちがあるようで、今回の昼コンサートはその一環のようでした。

そういえば土田さんはよくライブハウスでのジャズ講座を行っていらっしゃって、大学で先生をされているとも聞いています

前は、教えることが好きな人なのかしら?と思っていたけど、きっとジャズを残したい、伝えたいというアツい気持ちがある方なんだろうな、とメッセージを見て感じました。

 

だからみんな土田晴信さんの演奏聞いてね!

かっこいいよ、まじで。MCもクール!

 

Mean to Me - Hal Tsuchida Trio

土田晴信 organ、小暮哲也 guitar、二本松義史 drum

吉祥寺sometimeにて